Kensui

建水の買取

建水(こぼし)は茶席で使った湯や水を捨てる器で、一見地味ながら茶道具としての格式を持ちます。唐銅・砂張・南鐐などの金属製から陶磁器製まで幅広く買取いたします。

Reference Price 〜210,000 円(買取参考価格の目安) 唐銅・砂張などの金属製は
高額査定の実績多数
About Kensui

建水とは

建水は「こぼし」とも呼ばれ、茶碗をすすいだ湯水を捨てるための器です。地味な道具に見えますが、格の高い素材と形状は茶席の品格を支える重要な役割を担います。

素材は唐銅(からかね)・砂張(さはり)・南鐐(なんりょう)などの金属製と、陶磁器製(瀬戸・信楽など)に大別されます。形は餌畚(えふご)・棒の先・千切などがあり、素材と形の組み合わせで格が決まります。

唐銅・砂張建水

中国渡来の唐銅や東南アジア産の砂張(銅・錫・鉛の合金)製。茶席で最も格が高い建水とされます。

南鐐・銀製建水

銀や南鐐(精錬された錫)製の建水。茶席での格は高く、近代数寄者好みの作品も評価対象。

陶磁器製建水

瀬戸・信楽・備前などの国焼や古染付などの唐物陶磁器製建水。作家物は高評価です。

Evaluation Points

建水の査定ポイント

1

素材の判定

唐銅・砂張・南鐐は見た目が似ていますが素材により評価が異なります。専門スタッフが音・重さ・色調から判定。

2

産地・時代の確認

唐銅の古作(室町〜江戸期)は特に希少。陶磁器製は産地・時代・作家が評価を左右します。

3

形状・意匠の評価

餌畚・棒の先・千切など形による格付けがあります。意匠の精巧さも評価に影響します。

4

状態の確認

金属製は変色・歪みを確認。陶磁器製は欠け・割れを確認。状態が悪くても古作・名品は買取可能です。

Reference Price

建水の買取参考価格

品目・作家買取参考価格
唐銅 餌畚建水(江戸期) 〜140,000円
砂張 棒の先建水 〜70,000円
古瀬戸 建水(桃山期) 〜70,000円
南鐐 建水(共箱付) 〜50,000円
近代陶芸家 建水(共箱付) 〜30,000円

※ 上記は過去の買取実績に基づく参考上限価格です。実際の買取価格は品物の状態・市場相場により変動します。

※ 実際の買取金額は、作品の状態・付属品・市場相場により変動します。

※ 査定は無料です。金額にご納得いただけない場合はお断りいただいて構いません。

Preparation Guide

建水を高く売るための準備

01

素材を確認する

唐銅・砂張・南鐐は似て見えます。購入時の箱書や伝来に関する書類があればお持ちください。

02

共箱があれば一緒に

共箱の箱書に素材・産地・作家が記されていることがあります。箱がなければ写真や記録もお持ちください。

03

金属製は磨きすぎない

古い金属の自然な風合いは評価の一部です。金属磨きで強く磨くと評価が下がることがあります。

NG

金属磨きで磨いた

古い金属建水の表面の酸化膜は時代の証拠。金属磨きで磨くと評価が下がります。

NG

陶磁器をたわしで洗った

陶磁器製建水の釉薬は繊細です。たわしや研磨剤は使わず、柔らかい布で拭いてください。

NG

変形した部分を叩いて直した

金属建水の歪みを素人が修正すると傷が増えることがあります。そのままお持ちください。

NG

蓋と本体を別々に保管した

蓋がある建水は蓋と本体をセットで評価します。別々の場所に保管しないよう注意してください。

Case Studies

建水の買取事例

Case 01

唐銅 餌畚建水(江戸初期)

170,000円

東京都のお客様より。江戸初期の唐銅製餌畚建水で、表面の深みのある緑青が美しい古作。共箱に産地の記録があり高評価となりました。

※ 実際の買取価格は状態・市場相場により変動します

Case 02

砂張 棒の先建水

120,000円

京都府のお客様より。東南アジア産の砂張で鋳造の精緻さが際立つ作品。共箱なしでしたが素材と状態の良さから高評価。

※ 実際の買取価格は状態・市場相場により変動します

Case 03

古備前 建水(桃山期)

85,000円

兵庫県のお客様より。桃山期の古備前で自然釉の景色が豊か。欠けが一か所ありましたが時代性から評価対象となりました。

※ 実際の買取価格は状態・市場相場により変動します

作家・伝来別の最高査定例

下記は、作家・箱書・伝来がすべて揃った特に稀少な作例における最高査定額です。ページ上部の「買取参考価格の目安」は一般的なお品物の水準を示しており、下記はそれを大きく上回る特別な例となります。カテゴリで絞り込んでお探しいただけます。お手元にございましたら、ぜひご相談ください。

唐銅建水(共箱・銘あり)

〜100,000円

金属の質感と重量感が評価ポイント

砂張建水(共箱)

〜200,000円

南蛮砂張の音色が茶人に人気

南鐐建水(共箱)

〜400,000円

銀製の建水は素材価値が別途発生

錫 建水(共箱・銘あり)

〜100,000円

錫の柔らかな光沢が特徴

曲物建水(共箱・銘あり)

〜70,000円

曲物の素朴さが茶席に合う

竹 建水(共箱・銘あり)

〜70,000円

竹の素材感が評価ポイント

塗り 建水(共箱・銘あり)

〜100,000円

漆塗りの建水も評価対象

蒔絵 建水(共箱)

〜200,000円

蒔絵の精緻さが評価基準

永楽 建水(共箱)

〜400,000円

永楽家の建水は千家好みで高評価

楽焼 建水(共箱)

〜200,000円

楽の建水も茶道具として高需要

備前 建水(共箱)

〜100,000円

備前の土味が茶席に映える

信楽 建水(共箱)

〜100,000円

自然釉の景色が評価ポイント

萩 建水(共箱)

〜100,000円

萩の土と釉薬が特徴

志野 建水(共箱)

〜100,000円

白い肌のピンホールが珍重

織部 建水(共箱)

〜100,000円

緑釉と鉄絵の意匠が独特

染付 建水(共箱)

〜100,000円

藍の発色が茶席に映える

青磁 建水(共箱)

〜200,000円

青磁の翡翠色が上品

古伊万里 建水(江戸期)

〜100,000円

古伊万里の染付が茶席に映える

蓋置(竹・一節)

〜10,000円

一節切りは定番の蓋置

蓋置(陶磁器・共箱)

〜40,000円

陶磁器蓋置も評価対象

蓋置(唐銅・共箱)

〜70,000円

金属蓋置は素材価値あり

蓋置(火舎形・共箱)

〜70,000円

火舎形は格調高い蓋置

蓋置(栄螺形・共箱)

〜70,000円

栄螺形は海の意匠で夏に人気

蓋置(千鳥形・共箱)

〜70,000円

千鳥形は茶道の定番意匠

建水・蓋置セット(共箱)

〜70,000円

セット揃いは高評価

建水(千家十職・共箱)

〜400,000円

千家十職作品は最高格

建水(桐箱入り・作家不明)

〜20,000円

作家確認で評価変動あり

建水(共箱なし・現代作家)

〜40,000円

作家確認できれば評価

建水(複数点まとめて)

応相談

セット査定でさらに有利

建水(未使用・贈答品)

〜40,000円

未使用は状態評価が高くなる

建水(ヒビ・欠けあり)

〜7,000円

状態次第で評価対象

建水(歴代家元銘入り)

〜200,000円

家元銘は茶道界最高格

建水(遺品整理でまとめて)

応相談

一括査定に対応

Flow

建水の買取の流れ

Step 01

お問い合わせ

LINEからお気軽にご連絡ください。建水の概要をお伺いします。

Step 02

査定

出張・店頭・宅配いずれかの方法で、専門スタッフが建水を一点ずつ丁寧に拝見します。

Step 03

ご提示

査定結果と買取金額をご提示いたします。ご不明点があればお気軽にご質問ください。

Step 04

お支払い

金額にご納得いただけましたら、その場で現金またはお振込みにてお支払いいたします。

FAQ

建水の買取に関するよくあるご質問

Q. 建水の買取相場はいくらくらいですか?
A. 作家・時代・状態によって幅がありますが、数寄舎の買取参考価格では「唐銅 餌畚建水(江戸期)」が〜140,000円、「砂張 棒の先建水」が〜70,000円、「古瀬戸 建水(桃山期)」が〜70,000円を目安としています。一方、近代陶芸家 建水(共箱付)のような一般的なお品は〜30,000円前後が中心です。相場は市場動向で変動しますので、正確な金額は無料査定でご確認ください。
Q. どのような建水が高く買取されますか?
A. 江戸期の唐銅餌畚(えふご)建水が〜140,000円で最上位、砂張(さはり)の棒の先建水(〜70,000円)、桃山期の古瀬戸建水(〜70,000円)、南鐐建水(共箱付で〜50,000円)、近代陶芸家の作(共箱付で〜30,000円)と続きます。建水は茶道具の中では控えめな道具ですが、素材と時代が確かなものは安定した需要があります。
Q. 共箱がない建水でも買取してもらえますか?
A. はい、買取可能です。共箱がある場合と比べると評価差は生じますが、作行・銘・時代が確認できれば正当に評価いたします。鑑定書・購入時の領収書・展覧会の図録・百貨店の包装紙なども来歴の裏付けになりますので、お手元にあれば一緒にお持ちください。逆に「箱だけが残っている」というご相談も承っております。
Q. 建水を少しでも高く売るコツはありますか?
A. ①素材(唐銅・砂張・南鐐・陶磁)を確認すること、②共箱があれば必ず一緒にお出しいただくこと、③金属製を磨きすぎないことです。また建水は柄杓・蓋置とセットで用いられるため、揃っていればあわせてご提示ください。
Q. 査定前にやってはいけないことはありますか?
A. 金属磨きで磨く、陶磁器をたわしで洗う、変形した部分を叩いて直す、蓋と本体を別々に保管する——これらは避けてください。砂張や唐銅の古色は時代を示す評価要素であり、磨くと大幅な減額になります。
Q. 傷や汚れのある建水でも買取できますか?
A. はい。凹み・変形・欠け・緑青があっても買取対象です。建水は本来「水をこぼす道具」であるため、使用感があることは前提として評価します。ご自身で叩いて修正すると逆に評価を下げますので、そのままお持ちください。
Q. 本物かどうか分からない建水でも見てもらえますか?
A. はい。手取りの重さ・色調・音・鋳肌から唐銅・砂張・南鐐(銀)・錫を判別し、陶磁器であれば胎土と釉調から産地・時代を判定します。「素材が分からない」「建水かどうかも分からない」という状態でのご相談も歓迎しております。
Q. 査定料や出張費はかかりますか?
A. 査定料・出張費・交通費・宅配買取の送料はすべて無料です。査定額にご納得いただけない場合はその場でお断りいただけ、キャンセル料も一切かかりません。宅配買取でご成約に至らなかった場合の返送料も当店が負担いたします。
Q. 出張買取・宅配買取・店頭買取のどれを選べばよいですか?
A. 建水は小ぶりで軽量なため宅配買取(送料無料)が手軽です。茶碗・棗・茶杓・水指など点前道具一式をまとめてご整理される場合は、出張買取で一括査定するほうが有利です。組み物としての評価が加わる場合があります。
Q. 入金までどのくらいかかりますか?
A. 店頭買取はご成約後その場で現金にてお支払いします。出張買取もその場で現金またはお振込みでのお支払いが可能です。宅配買取はお品物到着後に査定結果をご連絡し、ご成約後最短3営業日でご指定口座へお振込みいたします。お急ぎの事情がある場合は事前にお伝えください。
Q. 買取に必要なものを教えてください。
A. 古物営業法に基づき、ご本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・パスポート・健康保険証など)が必要です。お振込みをご希望の場合は口座情報もご用意ください。共箱・書付・鑑定書・添状などの付属品は査定額に直結しますので、あわせてご提示ください。
Q. 査定額に納得できなかった場合、断れますか?
A. はい、いつでもお断りいただけます。キャンセル料や査定料は発生しません。また、ご自宅にお伺いする出張買取は特定商取引法の「訪問購入」にあたるため、契約書面をお渡しした日から8日間はクーリング・オフが可能です。その場でご決断を迫るような対応は一切いたしません。
Q. リサイクルショップやネットオークションと比べてどう違いますか?
A. リサイクルショップは建水の専門知識を持つ鑑定者が常駐していないことが多く、作家物や時代物が「古い器」として一律評価されてしまう例が少なくありません。ネットオークションは高値がつく可能性がある一方、出品手数料(一般に落札額の約10%)や送料・梱包の手間、破損時のトラブル、真贋をめぐるクレーム対応をご自身で負う必要があります。数寄舎は茶道具・陶磁器専門の査定員が作家・時代・来歴まで踏み込んで評価し、手数料なしで即日現金化できる点が違いです。なお同じ買取専門店でも、茶道具・陶磁器を専門とするか総合買取かで評価は変わりますので、複数社の査定根拠を比較されることをおすすめします。
Q. 建水を買取専門店に売るメリット・デメリットを教えてください。
A. メリットは、①専門の査定員が作家・時代・来歴まで踏み込んで評価するため適正な価格がつきやすいこと、②査定料・出張費・宅配送料が無料で、落札手数料のような差し引きがないこと、③店頭ではその場で現金化でき、宅配買取も成約後最短3営業日で入金されること、④点数が多くても一度にまとめて手放せることです。デメリットは、①愛好家に直接売れた場合の最高額には届かないことがあること、②業者ごとに専門性と評価が異なるため、比較には手間がかかることです。数寄舎では査定額の根拠をご説明したうえでご提示し、ご納得いただけない場合はその場でお断りいただけます。
Q. 買取業者を選ぶときの注意点を教えてください。
A. ①古物商許可番号を明示しているか、②査定額の根拠(作家・時代・相場)を説明できるか、③無理な即決を迫らないか、④出張時にクーリング・オフの説明があるか、の4点をご確認ください。数寄舎の運営はモノノキ株式会社(古物商許可:神奈川県公安委員会 第452640003578号)で、査定は一点ずつ根拠をご説明したうえでご提示しています。なお貴金属の押し買い被害が報告されていますので、突然の訪問営業にはご注意ください。
Q. 建水が一点だけでも、逆に大量にあっても対応できますか?
A. 一点からでも、蔵一棟分でも対応いたします。点数が多い場合は複数名のスタッフでお伺いし、お時間をかけて一点ずつ拝見します。遺品整理・生前整理・蔵じまいのご相談も多く、「何があるか分からない」という段階からでもお手伝いいたします。
Q. 相続した建水を売った場合、税金の申告は必要ですか?
A. 一般に生活用動産の譲渡は非課税ですが、1個または1組の価額が30万円を超える書画・骨とう・美術工芸品は譲渡所得として課税対象になります。譲渡所得には年間50万円の特別控除があり、所有期間が5年を超える場合は長期譲渡所得として課税対象額が軽減されます。また相続した財産を相続税の申告期限の翌日から3年以内に売却した場合、納めた相続税の一部を取得費に加算できる特例があります。個別の取り扱いは条件により異なりますので、詳しくは所轄の税務署または税理士にご確認ください(当店では税務相談は承っておりません)。
Q. 建水以外の茶道具や陶磁器もまとめて売れますか?
A. はい。茶碗・茶入・棗・茶杓・水指・建水・香合・花入・掛軸・茶釜・風炉・煎茶道具など茶道具全般と、備前・萩・唐津・九谷・古伊万里・京焼・薩摩などの陶磁器をまとめて査定いたします。道具組が揃っている場合は一式としての評価が加わり、単品合計より高くなるケースもあります。
Q. 写真だけで査定してもらえますか?
A. はい、LINEまたはメールでのお写真査定を無料で承っております。「全体」「銘・落款・底面」「共箱の蓋表と蓋裏」の3点を自然光で撮影いただくと精度が上がりますが、全体写真1枚からでも概算をお出しできます。最短で当日中に概算金額をご返信いたします。
Q. 対応エリアと受付時間を教えてください。
A. 全国47都道府県に対応しています。受付は年中無休、9:15〜20:30です。店舗のない地域やお急ぎでない場合は出張買取・宅配買取をご案内し、離島など一部地域は宅配買取でのご対応となる場合がございます。
Q. 建水はいつ売るのがよいですか?
A. 金属製は湿気で緑青や黒変が進み、陶磁器は割れのリスクがあります。使わなくなった段階でご相談いただくのが、状態面でも最善です。
Q. 建水だけでも買取してもらえますか?
A. はい、一点からでも査定いたします。共箱付の現代作家物で〜60,000円という参考価格の作例もございます。ただし茶碗・棗・茶杓・蓋置など点前道具が揃っている場合は、一式でお出しいただくほうが総額は高くなる傾向があります。
Q. 建水の形にはどのような種類がありますか?
A. 大脇差・差替・棒の先・槍の鞘・箪瓢(瓢箪形)・餌畚(えふご)・鉄盥(かなだらい)の七種が「建水七種」として知られます。形状と意匠は評価対象で、当店では唐銅餌畚建水〜140,000円、砂張 棒の先建水〜70,000円を参考価格としています。
Q. 砂張・南鐐とは何ですか?
A. 砂張は銅・錫・鉛などの合金で、澄んだ響きと落ち着いた色調が特徴です。南鐐は良質の銀を指し、南鐐建水は格の高い道具とされます。いずれも見た目だけでの判別は難しいため、専門スタッフが手取りと色調から確認いたします。
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