Chagama

茶釜の買取

茶釜は茶席の中心に据えられ、湯を沸かすための鋳物の道具です。天明・芦屋の古作から京釜・関東釜まで、産地と釜師によって評価が大きく変わります。専門スタッフが丁寧に拝見いたします。

Reference Price 〜700,000 円(買取参考価格の目安) 天明・芦屋の古作は
高額査定の実績多数
About Chagama

茶釜とは

茶釜は茶の湯の中心道具であり、その音(松風)も茶席の重要な演出です。産地によって天明釜(栃木県佐野市)・芦屋釜(福岡県)・京釜・関東釜に大別されます。

桃山時代以前の古作は特に希少で、鐶付の形状・釜肌の地紋・霰の打ち方が産地と時代を判断する重要な要素となります。近代では大西清右衛門・角谷一圭など名釜師の作品が高評価です。

天明釜

栃木県佐野市(旧天明)産の鉄釜。地紋・鐶付が独特で桃山期の古作は特に高評価。蓋の形も特徴的。

芦屋釜

福岡県芦屋産の古釜。滑らかな釜肌と繊細な地紋が特徴。現存数が少なく最も高価な茶釜のひとつ。

京釜・関東釜

京都の釜師(大西家・下間家等)や関東の釜師による作品。近代では人間国宝の釜師作品が高評価。

Evaluation Points

茶釜の査定ポイント

1

産地・時代の判定

釜肌の質感・地紋の種類・鐶付の形状から産地と時代を判定。天明・芦屋の古釜は特に希少価値が高い。

2

釜師・作家の確認

大西清右衛門(千家十職)・角谷一圭(人間国宝)など著名釜師の作品は高評価。銘・箱書が確認できると査定額が大幅に上がります。

3

蓋・鐶の状態

共蓋(釜と同素材の蓋)が揃っているか確認。鐶(提げ手)も揃っていると評価が上がります。

4

錆・穴・漏れの確認

鉄釜は錆が生じやすいですが、表面の錆は評価に大きく影響しません。ただし穴や漏れがある場合は減額になります。

Reference Price

茶釜の買取参考価格

品目・作家買取参考価格
天明釜 姥口(桃山期) 〜630,000円
芦屋釜 真形(室町期) 〜490,000円
大西清右衛門(千家十職)作 京釜 〜280,000円
角谷一圭(人間国宝)作 鉄釜 〜210,000円
近代京釜 名釜師作(共箱付) 〜70,000円

※ 上記は過去の買取実績に基づく参考上限価格です。実際の買取価格は品物の状態・市場相場により変動します。

※ 実際の買取金額は、作品の状態・付属品・市場相場により変動します。

※ 査定は無料です。金額にご納得いただけない場合はお断りいただいて構いません。

Preparation Guide

茶釜を高く売るための準備

01

蓋・鐶を一緒に探す

釜本体と共蓋・鐶がセットで揃っていると査定額が大きく上がります。別の場所に保管されていることも多いので確認してください。

02

共箱・書付を探す

箱書に釜師の銘・茶人の鑑定が記されている場合があります。箱がなければ写真や購入時の書類も参考になります。

03

内部を無理に掃除しない

釜の内部の錆・湯垢は無理に落とさないでください。古い湯垢は使い込みの証拠であり、専門家が状態を判断します。

NG

金属たわしで磨いた

釜肌の地紋や霰は評価の核心です。金属たわしや研磨剤で磨くと釜肌が傷つき、査定額が大幅に下がります。

NG

油を塗って保管した

錆止めのつもりで油を塗ると、釜肌の風合いが変化し評価に影響する場合があります。

NG

蓋だけ処分した

蓋なし・鐶なしは査定額に影響します。古い蓋でも捨てずに一緒にお持ちください。

NG

内側の穴を素人修理した

鉄釜の穴や漏れをご自身で修理すると逆効果になることがほとんどです。そのままの状態でお持ちください。

Case Studies

茶釜の買取事例

Case 01

天明釜 姥口(桃山〜江戸初期)共蓋付

600,000円

栃木県のお客様より。天明の産地特有の荒肌と力強い鐶付を持つ古作。共蓋・鐶が揃い状態が良く高額査定となりました。

※ 実際の買取価格は状態・市場相場により変動します

Case 02

大西清右衛門(十五代)京釜

320,000円

京都府のお客様より。千家十職・大西清右衛門の共箱付き作品。書付が揃い来歴が明確だったことで高評価となりました。

※ 実際の買取価格は状態・市場相場により変動します

Case 03

角谷一圭 鉄釜(人間国宝・共箱)

270,000円

兵庫県のお客様より出張査定。人間国宝・角谷一圭の鉄釜で陶歴書付き。表面に軽微な錆がありましたが作者確認で高評価となりました。

※ 実際の買取価格は状態・市場相場により変動します

作家・伝来別の最高査定例

下記は、作家・箱書・伝来がすべて揃った特に稀少な作例における最高査定額です。ページ上部の「買取参考価格の目安」は一般的なお品物の水準を示しており、下記はそれを大きく上回る特別な例となります。カテゴリで絞り込んでお探しいただけます。お手元にございましたら、ぜひご相談ください。

芦屋釜(室町〜桃山)

〜700,000円

最高格の茶釜・書付・共箱が重要

天明釜(室町〜桃山)

〜900,000円

天明の肌合いが茶人に珍重

諸越釜(江戸前期)

〜700,000円

江戸初期の名工作品・箱書き必須

西村道仁 茶釜(共箱)

〜1,000,000円

千利休時代の名工・作品数が極少

辻与次郎 茶釜(共箱)

〜700,000円

利休好みの茶釜師・時代確認重要

平蜘蛛釜(共箱・銘あり)

〜200,000円

松永久秀の名釜として知名度高

古釜(鑑定書付き)

〜700,000円

鑑定書は価値証明で必須

茶釜(千家伝来品)

〜1,000,000円

三千家ゆかりは茶道界最高格

茶釜(大名家旧蔵・証明書付)

〜1,000,000円

大名旧蔵品は別途最高額査定

大西清右衛門(当代)茶釜

〜400,000円

千家御用釜師・共箱必須

大西清右衛門(十六代)茶釜

〜500,000円

先代作は当代より希少

三条釜師 茶釜(江戸期)

〜400,000円

江戸三条の釜師・銘の確認が重要

亀文堂 鉄瓶(共箱)

〜400,000円

明治の名工・海外人気も高い

金寿堂 鉄瓶(共箱)

〜200,000円

盛岡の名工・精緻な彫金が特徴

龍文堂 鉄瓶(共箱)

〜400,000円

京の名工・薄手の仕上げが特徴

般若勘溪 鉄瓶(共箱)

〜200,000円

明治〜大正の名工作品

南部鉄瓶(共箱)

〜70,000円

南部の名工作品は常に需要あり

霰釜(共箱・銘あり)

〜100,000円

霰肌は最も需要のある意匠

真形釜(共箱・銘あり)

〜200,000円

最も基本的な形・茶人に定番

鶴首釜(共箱・銘あり)

〜200,000円

細長い形状が珍重

浜千鳥釜(共箱・銘あり)

〜200,000円

意匠の凝った釜は評価が高い

松虫釜(共箱・銘あり)

〜200,000円

秋草意匠は茶人に人気

瓢釜(共箱・銘あり)

〜200,000円

瓢箪形は夏の茶釜として人気

雲竜釜(共箱・銘あり)

〜200,000円

竜の意匠は縁起物として人気

亀甲釜(共箱・銘あり)

〜100,000円

亀甲紋は縁起良く贈答向き

富士釜(共箱・銘あり)

〜100,000円

富士山形は縁起物として人気

四方釜(共箱・銘あり)

〜100,000円

四角の形状が個性的で人気

南鐐釜(共箱・銘あり)

〜700,000円

銀製の釜は素材価値が別途発生

金釜(共箱・銘あり)

〜4,000,000円

金製の茶釜は素材価値が最大

唐銅茶釜(共箱)

〜400,000円

唐銅の色沢・重量で評価

砂張茶釜(共箱)

〜200,000円

南蛮砂張の音色が茶人に人気

茶釜蓋(銀製・共箱)

〜200,000円

銀蓋は素材価値も加算

炉縁(漆塗り・蒔絵)

〜100,000円

蒔絵入りは漆芸品として高評価

炉縁(歴代家元銘)

〜200,000円

家元銘は最高評価

風炉(共箱・銘あり)

〜400,000円

茶釜とセットで査定推奨

風炉(唐銅・共箱)

〜400,000円

金属製風炉は素材価値も加算

風炉(切合・共箱)

〜200,000円

釜と組み合わせた切合風炉

五徳付き茶釜(完品)

〜100,000円

五徳・蓋・本体揃いは高評価

炉縁(共箱・銘あり)

〜70,000円

釜とセットで査定推奨

炉縁(古材使用)

〜60,000円

古材の味わいが茶人に人気

茶釜台(共箱)

〜70,000円

釜台のみでも評価対象

茶釜(銘なし・時代不明)

〜60,000円

肌・形・重量で鑑定が変わる

茶釜(蓋のみ欠品)

〜40,000円

蓋欠品でも本体の評価はある

茶釜(錆・穴あり)

〜20,000円

修繕可能な状態なら評価対象

茶釜(未使用・保管品)

〜100,000円

未使用は状態評価が高くなる

鉄瓶(無銘・時代不明)

〜20,000円

造形・景色で査定変動あり

鉄瓶(錆あり・使用可能)

〜10,000円

内部の錆は鉄分補給として人気

茶釜(複数点・一括査定)

応相談

まとめ買取で最大評価

Flow

茶釜の買取の流れ

Step 01

お問い合わせ

LINEからお気軽にご連絡ください。茶釜の概要をお伺いします。

Step 02

査定

出張・店頭・宅配いずれかの方法で、専門スタッフが茶釜を一点ずつ丁寧に拝見します。

Step 03

ご提示

査定結果と買取金額をご提示いたします。ご不明点があればお気軽にご質問ください。

Step 04

お支払い

金額にご納得いただけましたら、その場で現金またはお振込みにてお支払いいたします。

FAQ

茶釜の買取に関するよくあるご質問

Q. 茶釜の買取相場はいくらくらいですか?
A. 作家・時代・状態によって幅がありますが、数寄舎の買取参考価格では「天明釜 姥口(桃山期)」が〜630,000円、「芦屋釜 真形(室町期)」が〜490,000円、「大西清右衛門(千家十職)作 京釜」が〜280,000円を目安としています。一方、近代京釜 名釜師作(共箱付)のような一般的なお品は〜70,000円前後が中心です。相場は市場動向で変動しますので、正確な金額は無料査定でご確認ください。
Q. どのような茶釜が高く買取されますか?
A. 桃山期の天明釜(姥口で〜630,000円)、室町期の芦屋釜(真形で〜490,000円)といった古釜が最上位です。現代では大西清右衛門(千家十職)作の京釜が〜280,000円、人間国宝・角谷一圭作の鉄釜が〜210,000円が目安。共蓋と鐶(かん)が揃っているかが評価の分かれ目で、釜肌の地紋・霰(あられ)の出来も査定を左右します。
Q. 共箱・書付がない茶釜でも買取してもらえますか?
A. はい、買取可能です。共箱・書付がある場合と比べると評価差は生じますが、作行・銘・時代が確認できれば正当に評価いたします。鑑定書・購入時の領収書・展覧会の図録・百貨店の包装紙なども来歴の裏付けになりますので、お手元にあれば一緒にお持ちください。逆に「箱だけが残っている」というご相談も承っております。
Q. 茶釜を少しでも高く売るコツはありますか?
A. ①蓋・鐶を一緒に探すこと、②共箱と書付を探すこと、③内部を無理に掃除しないことです。共蓋と鐶が揃うだけで査定額が大きく変わります。別の場所に保管されている例が多いので、押入れや別の桐箱もご確認ください。風炉や五徳が一緒にあれば、セットでの評価が加わります。
Q. 査定前にやってはいけないことはありますか?
A. 金属たわしや研磨剤で磨く、錆止めのつもりで油を塗る、蓋だけ処分する、穴や漏れを自分で修理する——これらは避けてください。釜肌の地紋・霰は評価の核心であり、磨くと査定額が大幅に下がります。内部の湯垢も使い込みの証拠として専門家が判断しますので、そのままお持ちください。
Q. 傷や汚れのある茶釜でも買取できますか?
A. 表面の錆は鉄釜につきものであり、評価に大きくは影響しません。ただし底に穴が開いている、湯が漏れるといった場合は減額対象となります。それでも天明・芦屋などの古釜や著名釜師の作は、破損があっても十分に買取対象です。まずは現状のままご相談ください。
Q. 本物かどうか分からない茶釜でも見てもらえますか?
A. はい。釜肌の質感・地紋の種類・鐶付(かんつき)の形状から産地と時代を判定します。天明・芦屋といった古釜か、京釜か、近代の量産品かは専門的な鑑識が必要です。銘や箱書が確認できれば釜師の特定も可能ですので、箱ごとお持ちください。
Q. 査定料や出張費はかかりますか?
A. 査定料・出張費・交通費・宅配買取の送料はすべて無料です。査定額にご納得いただけない場合はその場でお断りいただけ、キャンセル料も一切かかりません。宅配買取でご成約に至らなかった場合の返送料も当店が負担いたします。
Q. 出張買取・宅配買取・店頭買取のどれを選べばよいですか?
A. 茶釜は重量があり運搬に注意を要するため、出張買取をおすすめします。風炉・五徳・釜敷などとセットでお持ちの場合は特に出張が有利です。宅配買取をご利用の場合は蓋を別梱包にし、緩衝材で厚く包んでください(送料は無料です)。
Q. 入金までどのくらいかかりますか?
A. 店頭買取はご成約後その場で現金にてお支払いします。出張買取もその場で現金またはお振込みでのお支払いが可能です。宅配買取はお品物到着後に査定結果をご連絡し、ご成約後最短3営業日でご指定口座へお振込みいたします。お急ぎの事情がある場合は事前にお伝えください。
Q. 買取に必要なものを教えてください。
A. 古物営業法に基づき、ご本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・パスポート・健康保険証など)が必要です。お振込みをご希望の場合は口座情報もご用意ください。共箱・書付・鑑定書・添状などの付属品は査定額に直結しますので、あわせてご提示ください。
Q. 査定額に納得できなかった場合、断れますか?
A. はい、いつでもお断りいただけます。キャンセル料や査定料は発生しません。また、ご自宅にお伺いする出張買取は特定商取引法の「訪問購入」にあたるため、契約書面をお渡しした日から8日間はクーリング・オフが可能です。その場でご決断を迫るような対応は一切いたしません。
Q. リサイクルショップやネットオークションと比べてどう違いますか?
A. リサイクルショップは茶釜の専門知識を持つ鑑定者が常駐していないことが多く、作家物や時代物が「古い器」として一律評価されてしまう例が少なくありません。ネットオークションは高値がつく可能性がある一方、出品手数料(一般に落札額の約10%)や送料・梱包の手間、破損時のトラブル、真贋をめぐるクレーム対応をご自身で負う必要があります。数寄舎は茶道具・陶磁器専門の査定員が作家・時代・来歴まで踏み込んで評価し、手数料なしで即日現金化できる点が違いです。なお同じ買取専門店でも、茶道具・陶磁器を専門とするか総合買取かで評価は変わりますので、複数社の査定根拠を比較されることをおすすめします。
Q. 茶釜を買取専門店に売るメリット・デメリットを教えてください。
A. メリットは、①専門の査定員が作家・時代・来歴まで踏み込んで評価するため適正な価格がつきやすいこと、②査定料・出張費・宅配送料が無料で、落札手数料のような差し引きがないこと、③店頭ではその場で現金化でき、宅配買取も成約後最短3営業日で入金されること、④点数が多くても一度にまとめて手放せることです。デメリットは、①愛好家に直接売れた場合の最高額には届かないことがあること、②業者ごとに専門性と評価が異なるため、比較には手間がかかることです。数寄舎では査定額の根拠をご説明したうえでご提示し、ご納得いただけない場合はその場でお断りいただけます。
Q. 買取業者を選ぶときの注意点を教えてください。
A. ①古物商許可番号を明示しているか、②査定額の根拠(作家・時代・相場)を説明できるか、③無理な即決を迫らないか、④出張時にクーリング・オフの説明があるか、の4点をご確認ください。数寄舎の運営はモノノキ株式会社(古物商許可:神奈川県公安委員会 第452640003578号)で、査定は一点ずつ根拠をご説明したうえでご提示しています。なお貴金属の押し買い被害が報告されていますので、突然の訪問営業にはご注意ください。
Q. 茶釜が一点だけでも、逆に大量にあっても対応できますか?
A. 一点からでも、蔵一棟分でも対応いたします。点数が多い場合は複数名のスタッフでお伺いし、お時間をかけて一点ずつ拝見します。遺品整理・生前整理・蔵じまいのご相談も多く、「何があるか分からない」という段階からでもお手伝いいたします。
Q. 相続した茶釜を売った場合、税金の申告は必要ですか?
A. 一般に生活用動産の譲渡は非課税ですが、1個または1組の価額が30万円を超える書画・骨とう・美術工芸品は譲渡所得として課税対象になります。譲渡所得には年間50万円の特別控除があり、所有期間が5年を超える場合は長期譲渡所得として課税対象額が軽減されます。また相続した財産を相続税の申告期限の翌日から3年以内に売却した場合、納めた相続税の一部を取得費に加算できる特例があります。個別の取り扱いは条件により異なりますので、詳しくは所轄の税務署または税理士にご確認ください(当店では税務相談は承っておりません)。
Q. 茶釜以外の茶道具や陶磁器もまとめて売れますか?
A. はい。茶碗・茶入・棗・茶杓・水指・建水・香合・花入・掛軸・茶釜・風炉・煎茶道具など茶道具全般と、備前・萩・唐津・九谷・古伊万里・京焼・薩摩などの陶磁器をまとめて査定いたします。道具組が揃っている場合は一式としての評価が加わり、単品合計より高くなるケースもあります。
Q. 写真だけで査定してもらえますか?
A. はい、LINEまたはメールでのお写真査定を無料で承っております。「全体」「銘・落款・底面」「共箱の蓋表と蓋裏」の3点を自然光で撮影いただくと精度が上がりますが、全体写真1枚からでも概算をお出しできます。最短で当日中に概算金額をご返信いたします。
Q. 対応エリアと受付時間を教えてください。
A. 全国47都道府県に対応しています。受付は年中無休、9:15〜20:30です。店舗のない地域やお急ぎでない場合は出張買取・宅配買取をご案内し、離島など一部地域は宅配買取でのご対応となる場合がございます。
Q. 茶釜はいつ売るのがよいですか?
A. 鉄釜は湿気の多い環境で保管すると錆や穴が進行し、修復不能になることがあります。使用しなくなったら早めのご相談が結果的に高い評価につながります。
Q. 天明釜・芦屋釜とはどのような釜ですか?
A. 芦屋釜は筑前芦屋(現・福岡県芦屋町)で室町期に作られた釜で、真形(しんなり)の端正な姿と繊細な地紋が特徴です。天明釜は下野天命(現・栃木県佐野市)の釜で、荒々しい肌と素朴な造形が茶人に好まれました。いずれも現存数が限られ、当店では芦屋釜 真形〜490,000円、天明釜 姥口〜630,000円を参考価格としています。
Q. 釜師が誰か分からないのですが査定できますか?
A. はい。鐶付の意匠、地紋、口造り(姥口・真形・尻張など)、釜肌の質から産地・時代を絞り込みます。共箱の箱書に釜師の銘や茶人の鑑定が記されている場合もありますので、箱の蓋裏まで確認のうえお持ちください。
Q. 釜と風炉はセットで売った方がよいですか?
A. はい。風炉と釜は寸法の取り合わせが評価されるため、揃っている方が有利です。五徳・灰器・灰匙などの附属品もあわせてお出しいただくことをおすすめします。
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