Artists & Potters

茶陶・陶芸の作家紹介

樂家歴代から人間国宝、戦後の現代陶芸まで。作家の略歴・作風・代表作と、市場での評価の目安をまとめました。お手元のお品がどの時期・どの様式にあたるかを確かめる手がかりとしてご覧ください。

Artists

掲載中の作家一覧

共箱の箱書、陶印、作行を照合し、市場での実勢を踏まえた評価をお伝えします。掲載のない作家の作品も査定を承ります。

桃山時代 侘 長次郎 Chojiro

樂家初代。轆轤を使わず手捏ねと箆削りで成形し、装飾を抑えた赤樂・黒樂茶碗を千利休の意を受けて制作しました。《大黒》《無一物》など重要文化財が伝わります。

樂焼黒樂赤樂千利休重要文化財
江戸時代前期 入 樂 道入 Donyu

樂家三代。通称「ノンコウ」。艶やかな黒釉、幕釉、黄抜けを導入し、薄作りの伸びやかな器形で樂茶碗に装飾性と明るさを加えました。

樂焼幕釉黄抜けノンコウ七種自樂印
現代 貫 樂 直入 Jikinyu

樂家十五代、現・直入。手捏ねと箆削りを守りながら、焼貫による荒い土肌と彫刻的な造形を追究。1981年襲名、2019年に改号しました。

樂焼焼貫黒樂赤樂皪釉
近代 食 北大路魯山人 Rosanjin

陶芸・書・篆刻・料理を横断した芸術家。「食器は料理のきもの」の思想のもと、桃山陶を大胆に読み替えた鉢・向付・酒器を残しました。

織部志野色絵向付書・篆刻
近代〜現代 萩 三輪壽雪 Jusetsu

十一代三輪休雪、のちの壽雪。1983年に重要無形文化財「萩焼」保持者に認定。粗い土味の「鬼萩」と厚い白釉「休雪白」で近代萩焼を革新しました。

萩焼鬼萩休雪白割高台人間国宝
現代 彫 加守田章二 Kamoda

ほぼ毎年作風を変えた現代陶芸家。遠野の土に波状の線を刻む「曲線彫文」で知られ、1974年に陶芸家として初めて芸術選奨文部大臣新人賞を受賞しました。

曲線彫文彩陶灰釉炻器益子・遠野
近代〜現代 用 濱田庄司 Hamada

益子を拠点に民藝運動を推進した陶芸家。1955年に重要無形文化財「民芸陶器」保持者、1968年に文化勲章。流掛・指描・掛分で日用の器に力強さを与えました。

益子焼民藝流掛指描塩釉人間国宝
現代 縄 島岡達三 Shimaoka

濱田庄司に師事し、1996年に重要無形文化財「民芸陶器(縄文象嵌)」保持者。組紐を器面に転がして縄目を刻み、凹部へ化粧土を埋める独自技法を確立しました。

益子焼縄文象嵌塩釉地釉民藝人間国宝
現代 志 鈴木藏 Suzuki

桃山の志野を生涯の主題とし、1994年に荒川豊蔵に続く二人目の重要無形文化財「志野」保持者に認定。ガス窯による焼成の制御で現代志野を切り開きました。

志野美濃焼長石釉緋色ガス窯人間国宝
現代 燿 徳田八十吉 Tokuda

九谷焼の三代八十吉。古九谷の色釉を基礎に、文様ではなく色の濃淡と連なりを主題とする「燿彩」を確立し、1997年に重要無形文化財「彩釉磁器」保持者に認定されました。

九谷焼燿彩耀彩碧明釉彩釉磁器人間国宝
近代〜現代 彩 加藤卓男 Kato

幸兵衛窯六代。古代ペルシア陶の研究からラスター彩を現代に甦らせ、正倉院三彩の復元も担いました。1995年に重要無形文化財「三彩」保持者に認定。

ラスター彩三彩青釉正倉院復元美濃焼人間国宝
現代 墨 今泉今右衛門 Imaizumi

有田の色鍋島を継承した十三代。吹墨・薄墨・緑地・吹重ねを開拓し、藩窯以来の様式へ現代的な色彩と構成を吹き込みました。1989年に重要無形文化財「色絵磁器」保持者。

色鍋島有田焼薄墨吹墨吹重ね人間国宝
FAQ

作家紹介に関するよくあるご質問

Q. 作家紹介ページでは何が分かりますか?
A. 各作家の略歴、作風と技法、代表作、市場での評価の目安、査定で評価が高くなる条件が分かります。買取をご検討中の方が、お手元の作品がどの時期・どの様式にあたるかを判断できるよう構成しています。掲載していない作家についても査定は承ります。
Q. 掲載されている価格は数寄舎の買取価格ですか?
A. 買取価格そのものではありません。各ページに記載しているのは、公開オークションの落札結果などをもとにした市場の参考レンジです。実際の買取価格は、真贋・状態・共箱や書付の有無・来歴によって変わりますので、無料査定でご確認ください。
Q. ここに載っていない作家の作品も買い取ってもらえますか?
A. 買い取れる場合があります。掲載しているのは12名ですが、人間国宝、日本芸術院会員、物故作家、現役作家まで幅広く拝見しています。作家名が分からない作品でも、共箱の箱書や陶印から調べますので、写真をお送りください。
Q. 作家名が分からない茶碗でも査定できますか?
A. できます。高台の削り、胎土、釉調、陶印、共箱の箱書を手掛かりに調べます。ただし作家を特定できない場合もあり、その際は「作者不明」を前提とした評価をお伝えします。判断できないことは、できないとお伝えします。
Q. 査定にはどのくらい時間がかかりますか?
A. LINEでの写真査定は、お送りいただいてから最短数分〜当日中に概算をご連絡します。共箱の箱書や陶印の照合が必要な場合や、点数が多い場合は数日いただくことがあります。出張査定はご訪問当日にその場で金額をご提示します。
Q. 査定を受けたら必ず売らなければいけませんか?
A. その必要はありません。査定・出張・送料はすべて無料で、金額にご納得いただけない場合はお断りいただけます。宅配買取でお売りにならなかった場合の返送料も当社が負担します。相場を知るためだけのご利用でも構いません。
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作家物の査定を、無料で承ります。

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